2006年05月21日

「電気蚯蚓事始め」

「電気蚯蚓事始め」
-あるいはブログ雑誌についての一部難解かもしれない解説-

村松恒平

●小説の可能性
『電気蚯蚓は宇宙を夢見る』は小説の創作を中心とした雑誌です。
小説を書くことは、言葉で小宇宙を紡ぎ出すことです。
作家はいわばその宇宙の創造神です。
宇宙の存在の意味は、人間の無限に向かって開かれた可能性を一瞬だけ垣間見せてくれることです。

●表紙絵について
ここでは、地中に眠る電気蚯蚓が創造神の象徴です。
蚯蚓はまだそんなに好かれる存在ではないかもしれませんが、内なるパワーと予感に満ち、発熱しています。そして、小さな自分の宇宙を大切にして、さらに大きな宇宙を内包しています。
地上では蠍が分かれ道に立っていますが、どちらの道も選ばずに、空を見上げ、遠い星を指し示しています。

●編集について
「電気蚯蚓」は、編集者として多くの仕事をしてきた村松恒平が編集します。
ネットで発表される小説は、多く編集が不在です。したがって、よい小説も、しょうがない小説もごちゃまぜで載っています。またちょっとしたアドバイスでよくなる作品もそのまま載せられています。だから読んでいて辛いのです。
人が書いたモノにダメだしをするというのは、けっこう勇気がいるし、ヘタな言い方をするとトラブルになります。だから、ネット上でそういうことをする人は少ないでしょう。
他人の作品をきちんと評価して、悪いものはボツにしたり、ちょっとした直しを入れてもらうことに、編集者のささやかな専門性があります。
編集がいかなるパワーを持つものであるか、このブログ雑誌を通じて理解していただければ幸いです。

●作家について
ここで書いている作家には、プロの小説家はいません。修行中です。プロは原稿料をもらいますが、彼らはむしろ鍛錬のための参加費を負担しています。しかし、読んでみてください。腕の立つクセ者が揃っています。なかなかいい小説があります。約束はできませんが、将来ここからプロの作家が巣立つこともあるだろうと僕は思っています。
ぜひあなたの好きな作品を探して、感想を聞かせてください。
posted by 村松恒平 at 23:47 | TrackBack(0) | 編集長から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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